助っ人F:Yさん、はじめての介護食作りひと品目、いかがでしたか?

編集Y:そもそも枝豆が茹でてありましたし、材料のピュレ作りも飴色玉ねぎ作りも、クリコさんの作り置きの冷凍キューブを使ったからなんの手間もなかったし、他の材料の計量もしていないから、正直、「電子レンジ操作と、ミキサーにかけて裏ごししただけ」、という感じです。結構、覚悟してきたのに、肩透かしを食らったようでもあり…(笑)。
 逆に言えば、材料のピュレと飴色玉ねぎの作り置きがあれば、枝豆以外は今回のような工程で、枝豆のポタージュが作れるとも言えますね。クリコさんが「ダンナが、ガンになりまして」連載で、時短調理ができるようになった、と言っていたことに納得しました(「ダンナよ太れ! 快復は体重増からだ」)。

道具を選べば料理は快適♪

 今回省いた大きな手順は、枝豆を茹でてサヤと甘皮をむいておく部分。

「甘皮を剥かずに調理を進める考え方もあります。最後の裏ごしのときに漉し残されますから。でも、そうすると裏ごしに時間がかかるので、結局あまり効率は変わらないんですよね」(クリコ)

 枝豆を茹でる時間を考慮しても、じゃがいものピュレと飴色玉ねぎの作り置き素材を利用すれば、30分程度でできる。今回は枝豆のポタージュだったけれど、これが人参のポタージュなら、人参のピュレを作り置きしておけば、電子レンジで15分で作れる!

編集Y:それと、道具の使い勝手の良さに驚きました。ミキサーからボウルに具材を移すときに使ったヘラは、先端部分がやわらかいシリコンになっていて、容器に添ってシナり、きれいに具材をかき出せる。ミキサーは想像以上に小型で扱いやすく、フタに刃が付いているから、フタを取り外せば刃の部分も洗って掃除しやすい。裏漉しのときに使ったヘラは、今度は少し固めのシリコンでざるに密着する。なかなかよく考えられているんだな、と、ちょっと興奮しちゃいました。

クリコ:そうですね、毎日使うものだけに、ほんの少しの不便が結構なストレスにつながっていくことがあって。使いやすいものと出会えただけで、料理が楽しくなります。さあ、枝豆のスープが冷えました。試食しましょう。

編集Y:おおおお、うまい! 枝豆にこんなうまさがあったんですね。茹でたやつをバクバク食べているときには見過ごしていた味わいです。なんか、元気になるような気がします。