「ビジネス」や「テクノロジー」の視点でスポーツを俯瞰し、“産業としてのスポーツ”の動向を追いかけていきます。
シリーズ
from スポーツイノベイターズ

完結
16回
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テニスの「ビッグデータ革命」、名コーチの本音
女子テニス協会は、試合中にデータのリアルタイム分析を選手に見せながら、コーチがアドバイスすることを認めた。この「オンコートコーチング」によって試合の流れが大きく変わる可能性がある。選手を指導するコーチは、こうしたスポーツ…
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「リアルタイム分析」が変える女子プロテニス
女子プロテニスは、スポーツ界の中でも最も「データ」の活用が進んでいる競技の一つだ。ボールや選手をトラッキングすることにより、各種データを取得し、戦術の構築やトレーニングに活用する。しかも、データを試合中にリアルタイム分析…
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選手と同じ「場」疑似体験 観戦の流儀が変わる
試合をしている選手と同じフィールド内にいるような感覚を味わいながら、スポーツ観戦ができる──。そんな体験を可能にする技術開発が進んでいる。スポーツ観戦の魅力を向上させるべく日本や米国などの企業が開発にしのぎを削る。
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ベンチャーと産業共創、ベイスターズ「新事業」
プロスポーツチームによるベンチャー支援が世界的潮流になっている。その一つとして、横浜DeNAベイスターズが、スポーツ分野で事業を展開するベンチャー企業を発掘・協業する新事業「ベイスターズ スポーツアクセラレータ」を開始し…
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DAZN、Jリーグと10年間の長期契約の理由
サッカーJリーグと巨額の放映権契約を締結した英パフォームグループが展開するのが、スポーツ専門のストリーミングサービス「ダ・ゾーン」だ。「将来的にスポーツのライブ配信はテレビからOTTと呼ばれるネット配信へ移行する」。強気…
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1年で会員100万超 DAZN幹部が語る急成長の秘密
Jリーグと巨額の放映権契約を締結した、英パフォームグループが展開するスポーツ専門の配信サービス「DAZN(ダ・ゾーン)」。そのインパクトは、“放送コンテンツの聖域”に、「OTT(over the top)」と呼ばれるネッ…
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J公式アプリ活用で「マスから地域密着へ」
「Jリーグ」は、スタジアム観戦体験の価値向上を図る目的でスマホアプリ「Club J.LEAGUE」を公開した。今回は、その取り組みについて関係者に聞くインタビューの後編。公式パートナーとして、実際にアプリの活用を始めた明…
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Jリーグがスマホで目指す「三方良し」ビジネス
25周年を迎えるプロサッカーリーグ「Jリーグ」は、どんな戦略や中期的展望を持っているのか。8月にはスタジアム観戦の体験価値向上を図る目的でスマホアプリを公開。今回はJリーグの担当者に、アプリの開発やデジタル戦略の今後につ…
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選手のデータを取得・分析、AIがコーチする時代
近年、選手自身やボールなどを追尾するトラッキングシステムが急速に普及し、スポーツにおけるあらゆる動きを数値化することが一般化している。そうしたデータを蓄積・分析することの延長線上で、近未来には人工知能が選手をコーチする時…
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ビッグデータ活用でMLBのホームランが増えた?
選手やボールの動きを追尾するトラッキングシステムや、GPSデータなどを活用した「スポーツ競技における運動情報の可視化」が急速に進んでいる。蓄積したビッグデータの分析により、米メジャーリーグではアッパースイングの選手が増え…
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ブラインドサッカー「有料開催」の意義とは?
視覚障害を持った選手がプレーする5人制のサッカー、ブラインドサッカー。日本でこの競技を統括する日本ブラインドサッカー協会は、障害者スポーツの競技団体としては他に類を見ないほど自立的運営ができていることで注目を集めている。
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ブラインドサッカー通じ、混ざり合う社会実現へ
パラリンピック競技の中でも、高い人気を誇っているブラインドサッカー。ブラインドサッカーを通して「視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会」を実現するため、さまざまな事業を推進している、日本ブラインドサッカー協会の事…
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スポーツを変革する高精度GPSデータ
「日本版GPS」の本格運用が2018年度から始まり、精度が非常に高い測位が可能になる。これはスポーツの世界に大きな影響を与える。選手の動きをトラッキングし、そのデータをトレーニング効率の向上や、戦略立案に使ったりすること…
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ITの積極活用が、バスケを見る・する人を増やす
9月29日に2年目のシーズンが開幕したBリーグ。リーグの「設計図」を描いた中心人物の1人が葦原一正氏だ。その取り組みの中でも、リーグのデジタルマーケティング戦略を担う企業「Bマーケティング」の設立は、必ず評価されていくは…
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時代を先取りしたい、それがBリーグの存在理由
9月29日に男子バスケットボール「Bリーグ」2年目の2017-18シーズンが開幕した。リーグには“頭脳”ともいえる存在がいる。元外資系コンサルタントの葦原一正氏、リーグの常務理事・事務局長である。2年目の新しい歩みを、ど…
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体操の採点を自動化、東京五輪で実用化目指す
村上茉愛選手など、日本選手の活躍で幕を閉じた「世界体操」。その舞台裏では、富士通が開発を進める「自動採点」システムがテストされていた。技の高度化が進み、もはやトップクラスの審判といえども判定が難しい場面が増えたためだ。東…
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
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クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
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10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
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ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
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グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
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