(写真=佐藤 裕信)

 15年前の一つの買い物が運命を変えた。「東京でウケるには、どちらがボケかはっきり分かる服にしたほうがいい」との相方の指示に従って、原宿で見つけたチェック柄のスーツ。それが伊勢丹の紙袋に似ていることを知り、M-1グランプリで「伊勢丹の紙袋でーす」とボケたところ、大ウケした。以来、それが芸のスタイルになってしまった。

 実際に大西社長とお会いしたのは2012年。イメージしていた「社長」とは異なる気さくなオジさんで拍子抜けした。ある時、社内イベントに私たちを呼んで頂いた。社長自ら紙袋を切り抜いたスーツを着用。社長自ら盛り上げ役に徹する姿を見て、感動した。

 2016年正月、初売りで、夢を叶える福袋「夢袋」が販売される。その一つに「COWCOWが自分だけのあたりまえ体操をする」という商品がある。伊勢丹から来た初めての公式オファーだ。

 伊勢丹に夢を叶えてもらった自分たちが「夢袋」の中身だなんて、とても不思議な気分だ。