(写真=大高和康)

 ワイン好きの自分にとって、マスター・オブ・ワイン(MW)は雲の上の資格だ。世界で340人しかおらず、これまで日本在住の日本人が取得したことのない資格を初めて取ったのだから、世間はもっと騒いでもいいと思う。

 2020年の東京オリンピック開催が決まり、日本人のおもてなしのレベル、民度はますます磨きをかけなくてはいけない時期に来ている。オリンピックには食習慣の違う人がたくさん来日する。様々な世界の文化、習慣を尊重するだけではお互いの交流は深まらない。世界の人々が知る「共通言語」が必要だ。僕は、ワインがその重要な役割を担うのではないかと思っている。

 ワインを通じて世界中の人々が盛り上がり、お互いの理解が深まれば最高だ。だからこそ、このタイミングで大橋さんがMWとなったことが非常に意味のあることなのだ。スターが出現して、その後に続く動きが出るのだから。