(写真=佐藤裕信)

 いつもピュアに理想を追い求める。弁護士出身で、ずっと政治家を目指してきたわけでもない。しがらみがないからこそ、長らく自由民主党のタブーだった問題にまで切り込む大胆な行動にでることができる。

 そんな彼女は、難題にぶち当たっても、諦めない。「なんでやねん」。そう言いながら、六法全書片手に徹底的に背景を調べ尽くし、解決の糸口を自分で見つけてくる。自分の知らないことには素直に耳を傾けるけれど、こうと決めたら主張は曲げないし、舌鋒鋭い。それでもおじさんたちに嫌われないのは、なんといっても明るくてチャーミングだから。激しく対立していても、なんだか許してしまう。そんな不思議な魅力がある。

 そしてどんなに強硬な反対派も彼女にかかればいつのまにか説得されてしまう。反論できないような将来のビジョンを示して、みんなを引っ張るからだ。長期政権で、しかも脱デフレの変革期だからこそ、彼女の輝きが増している。

 時代が彼女を求めている。若い人たちが「政治家になるのも悪くないな」と思えるような、そんなロールモデルになってほしい。逆説的な言い方だが、今のまま、決して政治家くさくならないで。