(写真=竹井俊晴)

 浜松ホトニクスとのお付き合いは、もう20年近くになる。明社長に最初にお会いしたのは、米シアトルに医療工学系の研究所を設置するお願いをした時だった。研究に関する話を熱心に聞かれる姿が印象に残っている。

 仕事の関係で、米国ではいろいろな企業リーダーと話をする機会があるが、明社長は国際的で、考えが多角的であり、ビジョンが極めて大きい。技術会社としての役割、そして経営に関するユニークな思想とアイデアを、様々な機会に聞かせていただいた。そうした話は会社の会議室よりも、お酒の席で出てくる。とても気さくで優しい方である一方、極めて洞察力が鋭い方である。そして夢がある。

 こんな明社長が率いる会社だからこそ、ノーベル賞に貢献するような技術を培うことができるのだろう。この世の中は光子に満ちている。光は宇宙創生の根源にもかかわる。浜松ホトニクスは、その光を社会に役立てていくための技術を開発し、日本から世界に発信し続ける会社である。

 米国の工学や医学関係の現場で、浜松ホトニクスの名前を聞くたびに、明社長とお知り合いになれたことを大変、光栄に思う。