(イラスト=服部あさ美)

 2人ともよくぞ、お父さんがプレーしていたラグビーじゃなく、野球を選んでくれた。これまで、兄弟そろってプロ野球で成功した例はほとんどない。彼らがともに活躍してくれれば、プロ野球界は大いに盛り上がるに違いない。

 平均を大きく上回る体格やスイングを見れば、2人とも同世代に比べて抜きん出ているのは明らか。兄の幸太郎君は高校1年生ながら成人並みのパワーを持っているようにすら見える。これから彼らの身体はもっと成長していく。身体の変化とうまくバランスを取りながら技を磨けるか。そこに注目している。

 昔は、若い時からもてはやされると周囲の重圧に押しつぶされる選手も多かった。でも日ハムの大谷翔平選手なんかを見ても、今の若者はもてはやされても成功するらしい。インタビューのふてぶてしさから見るに、幸太郎君もそのタイプ。ハートの強さは、きっと福太郎君も同じだろう。プレッシャーすら成長の糧にしそうな2人の活躍が、今から楽しみだ。