(写真=佐藤裕信)

 人が搭乗し、実際に動く高さ4m級のロボット「クラタス」をデザイン、自分で全部作ってしまったという倉田さん。今では海外からも注目され、2016年には米国アーティストとの「ロボット対戦」も控えていると聞いています。「なんでも作るよ」という信念のもと、あらゆる分野で活躍しておられるのは、非常に喜ばしい限りです。

 クラタスの制作現場は山梨県の河口湖近く。初めて訪れたのは10年くらい前でした。工房を示す看板もなく、初めて訪れる人はなかなかたどり着けないような奥まった所にアトリエはありました。

 驚いたのは倉田さんの創作範囲の広さです。ロボットはもちろんですが、「鉄のアーティスト」の名のごとく、タイプライターのキーボードを備えたスチームパンク風のパソコンなんかもありました。この発想がアートなんだと思いましたね。

 自分も倉田さんに影響されて、ガス溶接の免許を取得し、溶接ができるメカデザイナーになりました。これからも作家魂を感じさせる活躍、楽しみにしています。