(写真=竹井俊晴)

 クルマの細部に至るまで的確な答えが返ってくる。だが、そこで終わらず、徐々に話のスケールが広がる。

 ラテン語で「先駆け」を意味するプリウス。3代にわたり進化を続け、トヨタを支える屋台骨になった。そして2015年12月9日、4代目プリウスが華々しくデビューした。豊島さんは、その開発責任者。「世の中を変えていきたい。クルマ社会に関わる全ての人を、豊かに、幸せに、笑顔にしていきたい」と常々言う。プリウスは今やクルマ社会の中心的存在。だからこそ大きく進化し続けなくてはならない。

 クルマを変えることでクルマ社会を変え、そして世界を変える。いち開発責任者ではあるが、未来を創造する発想や意識に満ちあふれている。そこから生まれた新プリウス。エコカーでありながら、高級車的でもあり、スポーツカー的でもある。万能な乗り味を備えており、触れたらクルマの価値観が変わる可能性を秘めている。