(写真=村田和聡)

 彼の目は世界に向いている。「味噌」を“MISO”として世界中の人々に味わってもらいたいといつも熱く語る。私は、NOBUレストランにおいて、日本料理をベースに欧米や南米のエッセンスを取り入れた「NOBUフード」を提供している。そして、「NOBUフード」では日本料理の新しい賞味のあり方、新しい発見を常に追求し続けている。ある時、私は、「NOBUフード」を彩る新たな素材として、“DRY MISO”のコンセプトを創出し、林さんに投げかけ彼は“DRY MISO”を見事に実現してくれた。「MISOを世界へ」という揺るぎない想いから。

 日本の伝統的調味料の業界にありながら、慣習に捕らわれず、次々と新しいことに立ち向かう林さん。彼が牽引する「ひかり味噌」の今後に注目している。そして今、“DRY MISO”を使ったメニューは、世界13カ国27店舗のNOBUレストランで味わうことができる。ぜひお試しいただきたい。