(写真=宮澤修一)

 やっぱりスター。開幕戦でいきなり2安打を放ち、ヒーローをかっさらうあたりはまさにそうだ。今の段階ではプレー中の修正能力が備わっていないが、トライし、形にしていく能力はズバ抜けている。

 個人的には投手一本に絞った方がいいと感じている。打者としても非凡なものを持っているが、プロ1年目で、彼と肩を並べる能力を持っていた打者は数多くいた。だが、弱冠18歳(現19歳)で155キロを連発する投手は見たことがない。まるでダルビッシュの2年目をルーキーイヤーで見ているようだ。そして彼の一番の夢はメジャー。大リーグは各ポジションのスペシャリストを求めており、その意味でも投手で勝負した方がいい。

 日本ハムは昨季、最下位に沈んだ。その中で二刀流がチームに綻びを生んだのは事実。だが数年後、大谷ありきのファイターズが完成し、投打で勝利に貢献し続けたなら、今年の起用法が正解だったと言われるだろう。