(写真=千倉志野)
(写真=千倉志野)

 夢とは新しい現実を作ること。素敵な夢は、素敵な社会を作る。「ありがとう」が飛び交い笑顔があふれる社会は、素敵な夢の中にある。その思いをカタチにするために、毎年「夢AWARD」を開催しています。2013年、日本武道館で開催した「みんなの夢AWARD3」でアワードに輝いたのが垣内俊哉さんでした。

 垣内さんは、障がいを価値に変える「バリアバリュー」という独自の考え方をもとに、バリアバリューの視点からユニバーサルデザインな社会を実現するとプレゼンしました。

 ユニバーサルデザインをビジネスにする。企業経営で忘れてはいけないのは、その事業がどのような「社会的価値」を生み出しているのか、つまりどれだけ多くの「ありがとう」を集めているのかということです。その点、ユニバーサルデザインという社会的価値を創出する垣内さんの夢は大変素晴らしい。

 垣内さんのプレゼンからは、堅実な経営はもちろんのこと、夢に対する熱く力強い思いがヒシヒシと伝わってきました。日本武道館に集まった約8000人の来場者も心が大きく動かされたはずです。垣内さんの夢の実現に向けて、これからも応援をしたいと思います。

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