(写真=AP/アフロ)

 品質、性能、価格のすべてにおいて最高ランク。長年、これが私たち日本人にとってのソニー製品でした。テレビやビデオカメラやオーディオ機器を買うとき、いつも必ず選択肢の上位に来るだけでなく、他社製品よりも少し高価格である分、思い切って購入したあとの愛着も大きい。それがソニーでした。

 私たち消費者は、たんにブランドイメージに動かされていたのではありません。たとえばテレビの場合には店頭で実際に他社製品と映像の質を見比べ、また見るだけでは性能や品質を評価できない機器については、世界初の技術や独自の技術へのこだわりに価値を見いだして、ソニーを選んできたのです。

 いまや汎用のデジタル技術が従来のモノづくりに取って代わり、技術以上にアイデアやコンテンツが重視される時代になりましたが、モノである以上、消費者が求めるのはやはり、技術とその結果としての品質や性能です。

 グローバル競争のいまこそ性能にこだわり、誰もがソニーのテレビやスマートホンの液晶画面を一目見て「これが一番きれい!」と叫ぶような、そんなダントツの技術と品質のソニーであり続けてください。