(写真=竹井俊晴)

 古河スカイと住友軽金属工業が昨年10月合併してできたUACJは、産業基礎素材であるアルミニウムの圧延事業における競争力の強化、ひいては、日本の産業全体の競争力強化と社会の発展に大きな役割を果たすものと期待している。

 企業の経営統合では、両社があらゆる階層で同じ方向を目指す必要がある。

 統合を経験しているものとしての私見だが、経営トップには「冷静に事業の先行きを見通す分析力」「組織を牽引するリーダーシップ」、そしてなによりも、「新しい会社でより高みを目指す情熱」が必要とされるのではないかと思う。

 アルミニウム圧延業界も私ども鉄鋼業界と同様、厳しい国際競争にさらされていると聞いている。新会社の行く手にも様々な困難が待ち受けていることと思うが、同じ素材産業に身を置くものとして、心からエールを送るとともに、ともに努力してまいりたい。