日経ビジネスは2014年1月6日号で、その年を代表する100人を選出しました。
シリーズ
2014年 日経ビジネスが選んだ100人

完結
99回
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チーム・ジャパン:Tokyoの先にあるもの
ブエノスアイレスの女神は微笑んだ。2020年、東京五輪。その歓喜の瞬間を、はるか地球の裏側の日本国民と共有できたこと。僕は1アスリートとして最高に幸せを感じている。
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日野美貴:市場、解凍!
21世紀日本の本道を歩いている――。そう聞けば本人が驚くだろう。
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クリストフ・ウェバー:人事もグローバル戦略に従う
武田薬品工業が2014年6月から新社長に、フランス人で、英国大手製薬企業グラクソ・スミスクライン(GSK)の成長部門ワクチン事業を統括してきたクリストフ・ウェバー氏を迎える。
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ジャネット・イエレン:おばちゃんのお手並み拝見
夫はノーベル経済学賞受賞者で、息子は経済学者。当の本人はハーバード大学などの超一流校で教鞭をとってきた経歴の持ち主だ。
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ラジーブ・カナン:金融が結ぶインドの希望
あなたもインドからの偏西風を、感じることがありますか。東京、L.A、ロンドン――。私はどこにいても、ふと、インドを思い起こすことがあります。
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上西京一郎:おもてなしの心、経営力に
実は最初の期待値は50%だった。「休日の家族サービスだ」「遊園地でも行くかな」。東京ディズニーランドが開園した1983年、DC-10型機の副操縦士だった私は妻と5歳の娘を連れて、その門を初めてくぐった。
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北川フラム:こえび隊長
芸術祭でにぎわう瀬戸内の島々で、「こえび」たちが走る。それは久々に見る、日本の若者の元気な表情だった。
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細尾真孝:伝統と革新を紡ぐ
京都の西陣織の老舗・細尾。同社の紡ぎだすファブリックが、ルイ・ヴィトンやシャネル、ディオールという名だたる高級ブランドのインテリアに使われていることをご存知だろうか。
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堺雅人:おそるべき理解魔
教師という職業は因果なものだ。生徒にテストで良い点をとってほしいという願いを抱くと同時に、満点をとられるのはシャクなのだ。
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ヤエル・カロブ:15億人の壁なくす
ヤエルは20年以上もの間、AI(人工知能)事業を作り上げ、経営してきた。
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沖田貴史:若き決済のリーダー
電子マネーを開発する米サイバーキャッシュの日本法人(現在ベリトランス)を設立し、サービスを開始しようと準備をしている時、「電子マネー」を研究しているから取材させてくれ、といって訪ねてきたのがまさに当時大学生の沖田君だった…
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斎木昭隆:「猪木」も必要だ
北朝鮮問題に長年、携わってきた斎木さんが外務省事務方トップに就任した。
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森川亮:静かなる戦略家
彼を一言で表すならば「静かなる戦略志向経営者」。最近の経営者は自らが発案したものを強烈なリーダーシップで組織を動かし、実現するタイプが多い。だが、森川さんは違う。
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高梨沙羅:仮面から素顔へ
取材を受ける少女の表情はいつもどこか硬かった。周りを囲む記者は年配の男性ばかり。まだ十代前半だった彼女は、大人たちの矢継ぎ早の質問に戸惑い、時に攻撃的な匂いを感じ取ったのかもしれない。
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桐生祥秀:ふーん、これが…
一昨年の冬、僕が洛南高校視察時に学内を案内してくれた青年が桐生君だった。
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井上朋子:大中華圏に挑む勇気
中国で文化大革命の嵐が吹き荒れていた1970年代、私は少なからず中国に関心を持っている大学生だった。
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小泉純一郎:本質突いている
小泉氏は平時の総理だった。私を含めて人を引きつける話術の持ち主だと感じていた記憶がある。現在、小泉元首相は突如として反原発を打ち出し始めた。
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井上康生:みんなファンだぜ!
井上康生君ほど評判のいい若者はいない。老柔道家たちが顔を火照らせて言う。「康生はいいよ」と。
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穐田誉輝:負けず嫌いの男前
長年野球をやっていると、生々しいビジネスの現場を知る機会はあまりないものだが、僕は穐田さんと知り合ってから、「これぞ経営者」という瞬間に何度か立ち会うことができた。
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垣内俊哉:障がいをバリューに
夢とは新しい現実を作ること。素敵な夢は、素敵な社会を作る。「ありがとう」が飛び交い笑顔があふれる社会は、素敵な夢の中にある。その思いをカタチにするために、毎年「夢AWARD」を開催しています。2013年、日本武道館で開催…
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