(写真=村田和聡)

 2012年4月3日。初めて宮坂さんに会い、一目ぼれをした。彼と一緒なら何か面白いことができると感じたからだ。その予感はすぐに現実のものとなった。

 3日後の4月6日、我々の社内を見学に訪れた彼は、その日の午後の予定を急遽キャンセルして、我々の物流センターに足を運んだ。それからわずか約20日後、私は宮坂さんとの業務・資本提携を発表した。

 超優良企業だが、変化がない――。そんなヤフーを、今年社長に就任したばかりの宮坂さんは、「爆速」で変えつつある。保守的な優良企業をアグレッシブに変革するのは極めて難しい。だが今のヤフーはかつて以上にベンチャー精神にあふれ、明るく前向きだ。そのポジティブな改革の先導者が宮坂さんだ。

 高い志を持ち、大局観に立って判断を下す。彼が「爆速」で変えるのはヤフーだけではない。きっと彼は将来、IT業界の未来を塗り替えていくだろう。