(写真=アフロ)

 独特のリズムのボールタッチ、ボディーバランスの素晴らしさ、そして試合の流れを変える広い視野。キヨは、リズムよくプレーする。過去の日本代表選手にもいなかったタイプだ。

 私の引退後の2010年、セレッソ大阪に移籍してきた。香川が同じポジションだったため、すぐにはレギュラーになれなかった。ところが、紅白戦では控え組ながら、「あいつ、マジうまい」と高く評価された。香川が海外に移籍すると、期待を裏切らずに活躍、存在感を示した。

 香川の世界的な活躍が、キヨに「負けない」という刺激を生み、成長を促した。今夏移籍したドイツでも身体能力の高さを見せ、チームの中心選手になった。ただ、今足りないのは、香川のような自らのゴール。勝利をもたらす決定的な選手になれば、世界でもっと注目される。

 独フランクフルトで活躍する乾もセレッソから羽ばたいた。香川、キヨ、乾。3人が世界の同じビッグクラブで活躍する姿を見てみたい。