(写真=共同通信)

 色々な人によって流通革命論が唱えられ、そのための経営手法が取り入れられて40年以上の歳月が流れた。その間、流通・小売業界にも大きな変化がもたらされた。

 そのなかで幾つもの企業努力の消長があり、ダイエーの中内㓛氏、理論的指導者であった渥美俊一氏は他界され、流通業界そのものも人口の高齢化、少子化、市場の成熟化と呼ばれる変化によって、斜陽化している。

 それでも今なお、創業期の姿勢を保ち、流通小売業の改革、合理化こそわが国の産業界にとって大切な努力という姿勢を崩していない経営者もいる。その1人が岡田氏である。産業界が斜陽と言われるようになると、株式市場などにおける操作によって収益を維持しようとする経営者が多く見られるようになる。しかし岡田元也氏は流通小売業の本道を守る経営者として私は特に尊敬している。