(写真=ロイター/アフロ)

 細野は若いが、前原誠司を会長とする凌雲会に属しながら、小沢一郎や菅直人、さらに野田佳彦に高く買われ、力をつけてきた。政策にも強いし、小沢から選挙戦略も学んでいる。説得力もある。

 9月の代表選で、野田の対抗馬として浮上。高嶋良充・元参院幹事長は「維新の会の勢いは凄い。若くてスマートな候補者が出なければ民主党再生はない」と出馬を迫った。

 だが、「福島の復興に専念したい」と見送った。「3年後に『出馬を』と言われた時、準備ができている政治家でありたい」と。私は、やはり、細野は代表選に出るべきであったと思う。次の総選挙で民主党は、政権から滑り落ちるだろう。3年後の代表選で勝利しても、野党の代表にすぎない。一方で次の自民党を第1党とする政権も3年は持たず、政界再編が起こる可能性がある。その時、細野は「光る核」として輝きを放っている。そのためにも、よりしなやかな逞しさを磨いてほしい。