(写真=佐藤博信)

小林さんの手腕と人望は周囲から聞いていたが、実際にその人柄に触れたのは経済同友会の副代表幹事として一緒に仕事をするようになった1年半前からだ。同友会は「言いたい事はなんでも言える」組織で、その人の個性がよく分かる。小林さんは論理的なだけでなく、酒が強く親しみやすさもあって素晴らしいリーダーだと感じていた。

 今年から東京電力の社外取締役として一緒に仕事をすることにもなった。「国難なので断れないですよね」と酒の席で談笑した。男気のある責任感の強い方だと思った。お互い技術畑だが、小林さんは私など足元にも及ばないくらい論理構成がしっかりしている。

 主力4社を統合されたが、LIXILも5社を分解して1つにした。「国内で大きな規模を作り海外で戦う」という考えは同じ。小林さんは2015年度に売上高5兆円、営業利益8%の目標を立てた。規模は違うが私も同様の目標があり、お互いがやり遂げる必要がある。