(写真=柴田謙司)

 松下政経塾出身の「おせっかいな肝っ玉母ちゃん」。引きこもりや発達障害を抱える子供向けのフリースクールを開校し、東日本大震災後は福島県南相馬市で子供たちのケアにも従事している。

 僕はそんな白井さんの「がははは」という笑い声が大好き! 彼女には苦しいことをも吹き飛ばすオーラがある。身内の死や不幸をすぐさま受け入れられる人は誰もいない。彼女の笑い声と躍動する姿は、その「受け入れられない」という現状そのものを受容することの大切さを教えてくれる。現に被災地で活躍されている地元の人には、同じように“がはは笑い”をされる人が多いと、僕自身も支援活動を続けていて感じている。

 そういう意味でも、白井さんの肝っ玉母ちゃんぶりは、日本の良き文化財として、子供たちにも連鎖していくはず。彼女を通じて世の中に、相手に必要とされる「愛のおせっかい」が広まれば、世界はもっと平和に近づくことができると信じている。