(写真=五十嵐隆裕)

 3・11の原発事故の結果として、喫緊の課題となった日本の電力システム改革。この日が来ることを想定して培った技術力で、急成長している。

 池田社長は、かつて大手電機メーカー社員として、その会社の電力需要の管理を担当した。従来の日本の電力システム管理は、供給側一辺倒だった。ここに大改革の波を予感し、8年前に創業した。

 需要家側に立てば、必要な電力は朝から晩まで刻々と変化する。そこでITを駆使して必要量の予測を事前に立て、需給バランスを調整して節電効果をもたらすサービスを提供する。小規模な電力会社からの電力調達なども手がける。

 原発事故という不幸な事態が契機とはいえ、今年度の売上高は前年度に比べ2倍の80億円、来年度はさらに200億円を見込む。古い体質の電力業界に出現した、40代の若きリーダーを歓迎したい。