(写真:村田 和聡)

 東日本大震災後、小松さんは被災した中小企業のためにファンドを立ち上げ、資金面での支援を進めている。素晴らしいと思う。年が若く、フットワークが軽いということもあるが、「何に困っているか」ということを探していく意欲を強く受ける。

 最初、ミュージックセキュリティーズという名前を聞いた時は「うさんくさいな」と思った。ただ、小松さんと話してみると、性格に裏表がない。事業内容も、ファンドを小口化し、中小企業に資金を供給する優れた仕組みだということが分かった。

 小松さんは妖怪「ぬらりひょん」のようにつかみどころがない。だが、ぬらりひょんが妖怪の“総大将”であるように、社長として大きな視点で判断している。これまで以上に広く投資に参加できる仕組みを作り、中小企業に光を当ててほしい。