(写真=Bloomberg/Getty Images)

 歯切れのいい物言いなどから、世論調査では常に「民主党で期待する政治家」の上位にランクされる。その人気を頼みに、今年8月の民主党代表選に打って出たが、3月の外相辞任の原因となった外国人献金問題などが響き、苦杯をなめた。

 同じ松下政経塾出身で当選回数では1期下の野田佳彦の後塵を拝することになったが、政調会長として表舞台に復帰した。

 京都大学で国際政治学者、故高坂正尭に師事した。外交安全保障の論客で憲法改正が持論。自民党の保守系議員との交友関係も広い。2005年に43歳で党代表になったが、半年後に偽メール事件で引責辞任した。

 鳩山由紀夫内閣の国土交通相として主導した八ツ場ダム建設の中止宣言や日本航空再建問題なども含め、調整不足と突出した発言で「言うだけ番長」と揶揄されることも。「根回し力」を身につけ、与野党協議のキーマンとして存在感を示せれば、「次」をうかがうポジションに躍り出る。