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「はやり」では続かない

遠山:「これがはやっているから」というのは、スマイルズでは新規事業を立ち上げる理由になりません。最もモチベーションが上がらないケースで、新規事業が行き詰まった状況を打開する力が湧いてこないからです。

 「海苔弁山登り」を言い出した事業部長は、数字に強くて在庫管理などを任せられるビジネス寄りの人間です。でも、「冷たいけど、温かい」という商品にかけた思いをしつこいくらい、何度も語る。「もう分かりました」と言っても、繰り返す。

 どこまで思いをしっかりと言葉にできるか。それが結果につながっていく要素だと思います。

新規事業が成功するスキルと知識を2日間で学ぶ!!

 新規事業を立ち上げるにあたって、「時間がかかり、他社に先を越されてしまった」、「ビジネスモデルの見通しが甘く、赤字続き」、「既存事業のリソースが不足してしまった」など、行き詰まってしまうケースが少なくありません。その原因は、新規事業立ち上げのセオリーを知らない点にあります。未来のマーケットを先読みし、他社にまねできないビジネスモデルを考え、プラットフォーム化するためのリソースを投入し、安定した収益化を目指すことが重要です。

 そこで、日経ビジネスでは、スマイルズ社長の遠山正道氏をはじめとする実際に事業を立ち上げた方々にノウハウや問題の解決手法を具体的に語っていただくほか、新規事業のタネ探しから事業企画までのプロセスをワークショプ形式で学んでいただく場を設けました。現実性や創造性のある企画立案を行なうための手順と考え方を効率的に身に付けることができます。講師がワークショップで作成したビジネスモデルの論評まで行う実践的なセミナーです。

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■変更履歴
記事掲載当初、スマイルズが副業を勧めているとの表記になっていましたが、スマイルズから分社化したスープストックトーキョーに修正します。また「冷めているけど、温かい」との表記を「冷たいけど、温かい」に修正します。本文は変更済みです。 [2018/10/11 16:30]