「100年に1度の大変革」と言われる自動車のEV化や自動運転化の競争が象徴するように、新しいテクノロジーへの対応が企業の命運を分ける時代に突入している。大変革への対応に欠かせないのがオープンイノベーションである。その進め方を実践的に解説した書籍『新たなる覇者の条件』の著者が、最新の産業ニュースを踏まえながら、オープンイノベーション成功のポイントを紹介する。
シリーズ
新たなる覇者の条件

完結
5回
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『スター誕生!』で保守的なNTTデータが変身
大企業とベンチャー企業との「接触」において、単に秘密保持契約を結んでミーティング回数を増やせば成果が出るわけではない。よく考えて仕組みを作って現場に落とし込んだ企業だけが成果をつかめる。NTTデータの取り組みを紹介する。
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リクルートの「仕組み化」された新規事業育成
新刊『新たなる覇者の条件』の著者がオープンイノベーション成功のポイントを紹介する。今回取り上げるのは、リクルートホールディングスのイノベーション戦略である。それは、2つの「仕組み化」で成り立っている。
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富士フイルムはなぜベンチャーを活用できるのか
書籍『新たなる覇者の条件』の著者がオープンイノベーション成功のポイントを紹介する。連載第3回のテーマは「知のダイバーシティを推進する」と「事業出口を柔軟に探す」について。富士フイルムを例に解説する。
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コマツの驚くべきシェアリング対策
最新の産業ニュースを踏まえながら、オープンイノベーション成功のポイントを紹介する。今回取り上げるコマツは、新しいプラットフォームを作り、シェアリングビジネスに挑もうとしている。
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トヨタの「さらば、自前主義!」
新しいテクノロジーへの対応が企業の命運を分ける時代。欠かせないのがオープンイノベーションである。その進め方を実践的に解説した書籍『新たなる覇者の条件』の著者が、最新の産業ニュースを踏まえながら成功のポイントを紹介する。
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