経済成長が鈍化し、少子高齢化が進んで、高度成長期に作った社会保障制度や雇用制度などの日本のシステムは破綻寸前。それでも、政治家は大票田の高齢者を忖度し、改革は進まない。若者は高齢者優遇に不満を募らせ、世代間の分断が加速する危機に直面している。いわゆる「シルバー民主主義」を打破しなければ、未来は危うい。日経ビジネスでは、「シルバー民主主義の克服」をテーマに、様々な観点からの提言を掲載。オンライン上で議論を活性化していきます。