第1回(こちら)でマンション資産性の7つの法則の有効性を検証した。

 さらに新刊『2020年以後も勝ち続けるマンション戦略バイブル』ではプチ法則を3つ挙げている。法則は組み合わせるほど、確実性が上がる。その法則を満たす物件を今回も紹介しよう。

法則の中で一番大事なもの

 私がよく聞かれる質問に「法則の中から、1つだけに絞れと言われたら、何を選びますか?」がある。

 それは立地である。

 立地は7つの法則では、「都心」「駅近」の2つで表現している。どちらも大事だが、強いて挙げるなら都心の方が重要だ。

 エリアの選び方はマンションの場合は過去のデータからほぼ決まっている。首都圏の中では東京の都心部で、近畿圏では京都府の中心部などの中古騰落率(新築価格からの値上がり率)が高くなる。単純化すると価格が高いところほど価格が上がりやすく、下がりにくい。

 都区部での中古騰落率のトップ5は、千代田区・中央区・港区の都心3区に渋谷区と台東区が入る。渋谷区の中でも山手線内側がいい。台東区は2005年に開業したつくばエクスプレスの影響が大きく、開業以前の中古騰落率は軒並み+21.6~32.7%に及ぶ。首都圏と近畿圏の全行政区の結果は住まいサーフィン上で掲載している(こちら)。

●都区部の「いつ×どこに」中古騰落率
(出典)住まいサーフィン