世界各地に移住し、そしてその土地土地で商売を成功に導いている華僑。華僑は日本人ではなかなかマネができない“生き方のコツ”を持っている。“生き方のコツ”と一口に言ってもビジネス、家庭生活、対人関係、子育てなど多岐に渡る。本コラムでは、華僑の師から学び実践して結果を出してきた筆者が、生真面目な日本のビジネスパーソンにぜひ取り入れてほしい成功術を紹介する。華僑のずる賢くもゆるく合理的な処世術(世渡り術)はきっと仕事にも人生にも役立つはずだ。
シリーズ
華僑直伝ずるゆる処世術

完結
74回
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地味なのがミソ!無敵の人心掌握術とその事例
力づくでなく人を動かすには、相手に何らかのメリットを提供する必要があります。それは多くの方が理解しているでしょう。ですが、メリットを説いても思い通りに相手が動いてくれないという経験も、多くの方がお持ちなのではないでしょう…
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華僑流「言わずに育てる指導」でパワハラ回避
ユビキタス社会になり、顔と顔を合わせての人間関係が希薄になる傾向です。そんな中、パワハラが国によって定義づけられようとしていますが、どこまでがパワハラになるのかを見極めるのは難しいところでしょう。
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IT化で重要度が増すリーダーシップ、何故か?
現在、企業業績は悪くありませんが、こういう時に冬の時代の支度をしておくのが最適です。まず身近なところですべきことは読書です。お金持ちの代名詞となっているやり手の華僑たちは、コミュニケーションを円滑にするための読書を怠りま…
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AI化を恐れる人ほどチャンスを掴むその理由とは
どのように生きたいか、を考え出すと、何かに行き詰まる可能性があります。もしそのような状態になったら、今、人生の棚卸しのチャンスが訪れたのだと考えるといいでしょう。
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「比較の時代」に勝ち残る一流の人物とは?
休みを取らず定型業務は間違わないコンピューターに勝つためには人間力が必要になってきます。人間力とは非常に曖昧模糊としていますが、ネット上で人も比較される時代に生き残る人と言えばわかりやすいでしょうか。
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アナログ人は不利か有利か? 華僑が示す分岐点
アナログ時代に生まれたら、不利でしょうか? それは間違いです。アナログ世代がデジタル世代よりも能力が劣っているということではありません。ある荀子の言葉からは、アナログ世代でも一歩一歩進んでいく大切さが感じ取れます。
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AI時代も不安なし!華僑的「シェア」実践論
RPAという言葉をよく目にするようになりました。RPAとはホワイトカラーの間接業務などを自動化するテクノロジー全般のことを指します。RPAを導入すれば、エクセルへの入力などやネットからの情報収集などを自動化できるようにな…
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駆け引きが苦手な人こそ学ぶべき最高の駆け引き
ビジネスにおいて、華僑から学ぶべしは、何と言っても駆け引きのうまさでしょう。華僑の十八番と言えば、駆け引きです。そんな華僑たちが異口同音に言うのは、「最良の駆け引きは、駆け引きをさせないようにする事」です。
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私情は損のもと!タイプ別・苦手な人の攻略法
好きか嫌いかで人間関係を決めるのはビジネスパーソンとして失格です。ビジネス上の人間関係は得か損かで決めるのが正解。では苦手の人に対してどうするか。苦手なタイプ別に研究して対策を練っておくのも一つの手です。
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イラッとするほどジリ貧に、怒りを操る上級テク
いつの世の中でもストレスは体や精神に良くないのはもちろんのこと、ビジネスの評価に繋がる「想定外に強いかどうか」にも関係してきます。想定外の場面において、窮地に強いかそうでないかを分けるのは何の違いでしょうか?
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「あいつが羨ましい」と思う気持ちに勝つ方法
自分よりも恵まれた人を見て「羨ましい」と思う場面が増えてきたと感じる人は少なくないようです。ただし、羨ましい、と思った時点で負けます。ではどうするべきか。「いいなぁ」という気持ちを尊敬に変えるのです。
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「真面目であれば結局お金に困らない」の法則
日本のビジネスパーソンが苦手としているものにリスクヘッジの概念があります。たくさんのチャレンジをすることによって失敗しても、たとえ1勝9敗でも利益が出るようなビジネス的なポートフォリオを組むことが華僑流リスクヘッジです。
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効率化偏重が未来のポストを危うくするその理由
面倒くさいことといえば、まず思い浮かぶのが人付き合い。華僑はメールで済ませていいような件でもわざわざ出かけていって、直接会い、食事をしながら時間をかけて話をします。なぜこのような面倒くさいことをするのでしょう?
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迷惑な“モンスター上司”、タイプ別の攻略法
上司はなかなか選べませんが、困った上司がいるのが事実でしょう。今回は、困った上司の中でも“モンスター上司”と言われるような、特に厄介な上司へのうまい対処法を紹介します。
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反抗的な部下も瞬時に操る「寛猛」の使い分け
「リーダーは厳しくあるべきか、優しくあるべきか」というのは非常に頭を悩ませるテーマです。特に今時の若い人は、厳しくされることに慣れていませんので、厳しくする場合には注意が必要です。
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扱いづらい人は操りやすい、6タイプの具体例
チームには様々な人がいます。今回はその様々な人たちの中でも、周囲が距離を置きたがる「扱いづらい人」たちを制する方法をご紹介します。扱いづらい人もタイプは様々ですが、6タイプに分けて見ていきましょう。
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ダメな部下ではなくダメな空気が生産性を下げる
うまく組織を回すために、チームリーダーや管理職に必要なのは、部下を個別に操るよりチーム全体を操るという意識です。チームを操るにあたって、一つのキーワードとなるのが「空気」です。だらけた空気などはチームとしての成長を妨げま…
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決断できない上司も即決。華僑の「誘導」テク
今回は上司をタイプ別に分けて、それぞれへの対処方法についてお話しします。まず、悪徳上司の操縦ポイントはというと、意のままに振る舞わせてやることです。「仰せのままに」と従うだけでいいのです。
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全9タイプ・上司の心を動かす中国古典活用法
上司の懐にうまく入ることができれば、有意義なビジネス人生を歩めることになります。では、どのようにして上司の懐に入り込むのか? 今回は上梓のタイプ別にうまく入り込む方法について伝授します。
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華僑と沖縄の人に学ぶ、実は要領がいい70点主義
働き方改革と叫ばれますが、個人に掛かるストレスを会社が解消してくれるわけではありません。ストレス対策は個人でやっていく時代。今回は身近な存在からストレス対策を学んでみたいと思います。
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
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クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
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10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
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グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
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