四戸:はっきり言えば、その年で人殺しをさせて、それでもPTSDにならない奴を組織の成員、あるいはリーダーに選ぶための選抜、だと思うんです。合戦に裏切りなんでもありの時代は、そういう選抜をしないと自分が属する組織が崩れちゃうから。

Y:14、15歳で適性があるかどうかを見定めることが重要だと。たとえはともかくとして。

「才能の早期発見」が産業育成にも重要

四戸:ええ。そこまで極端な話じゃなく、自分の人生を振り返ってみても、自転車で好き放題やる、バイクで好き放題やるといったら、やっぱりこのころ、ミドルティーンだったじゃないですか。何か学ぶとしたらその時期に力が入っていく。そしてその時期に身に付いたものは、一生を決めて行くんです。それは男の子に限った話じゃなくて、女の子だって藤圭子の歌じゃないですけど「15、16、17」と。

松浦:あれは人生暗いって歌だから、また話が違う!(笑)。

四戸:あるいは、「赤とんぼ」の歌詞は「15でねえやは嫁に行き」でしょ。

松浦:あれも「お里との連絡は切れて」という悲しい話で……

Y:松浦さん、ストップストップ!

四戸:ともあれ物事に対する意欲とか、あるいは運動神経の旬の時期というのはやっぱり15歳から17歳ぐらいまでだと思うんですよ。

Y:……確かに、自分がその辺の年頃で得たものというのはまだ持っていますもんね。「年を取ると、結局そこに帰っちゃうのかな」と思うくらいで。