「異質を認めない組織の行き着き先が、カルトです」

なぜ、そこまでして少数派の側に立つのでしょうか?

設楽:「反日」や「左翼」である人も必要ではないですか! 戦前は、反日や左翼は声を出せなかった。だから、侵略を繰り返し、最後は負けた。

 いつの時代にも、「戦争反対」を唱える人や、「反日」的なことを言う人、「反戦」を唱える人は必要です。その人たちを防衛することは、絶対に必要なのです。

鈴木:社会観の違いでしょうね。つまりは、民主主義社会をどうとらええるか。集団は、同質的なものだけ構成したほうがいいのか、それとも異質なものもいたほうがいいのか…。私は、後者の立場です。そこに確信を持っている。

設楽:異質の者が、いっぱいいる組織は強い。東京管理職ユニオンには、国粋主義的な考えの人や、民族派右翼もいます。彼らは抗議行動に行くと、行動の最先頭に立ちます。「ふざけてやがる、この会社は!」と。

鈴木:右翼の組合員も、ばっちりいますよ…!

設楽:右翼がいて、反日がいて、左翼がいる。そのような組織は強靱です。軟らかくて、しなやかに強い。

鈴木: 社会全体の窒息状況や会社のカルト化の大きな理由は、そこにあるのでしょうね。異質を認めない組織は必ず、弱くなります。その行き着く先が、カルトなのです。


 二人は、「村西とおるさんと会いたい」と話しています。ツイッターのつぶやきへの抗議でありません。理不尽な社会と共闘できる同志として、村西さんと一緒に問題提起をしていく機会を求めています。

 実は、二人は村西さんのファンなのです。だからこそ、ツイッターのつぶやきに思うものがあったようです。

 次回も、このお二人に「東京管理職ユニオンこそ、カルト!」をテーマに話をうかがいます。