利用者に聞いてみました

 いやあ、まさにこういうのが欲しかったんです。そう思いつつ朝活が終わり周りの方と話していると、実際にWEB問診を導入している小児科の先生がいたので捕まえてインタビューしちゃいました。愛知県豊田市で小児科を開業されている会津研二先生です。なかなかシブい雰囲気のある、革ジャンの似合いそうな先生。小児科の先生って、もっとニコニコした温和な感じの人が多いのですが。

 それはさておき……。

中山「いつから導入しているのですか」

会津先生(以下、会津)「今年7月くらいからです」

中山「その前は似たサービスは使っていなかったのでしょうか?」

会津「いえ、iPadのようなタブレット端末を使った問診票は使っていました。しかし電子カルテとの相性が悪く、また質問内容を細かく変えることができず不便だったので切り替えたのです」

中山「そうなんですね。メルプに変えてみていかがですか?」

会津「いいですね。何がいいって、医者が作っている(筆者注:システムも中身も基本全て内科医のCEOが作っています)から、医療用語への変換が非常に適切です。そして問診のアルゴリズムも適切ですね。まるで医者が問診しているみたいです。小児科の医師も一緒に作ったらしいです」

中山「なるほど。他にも良い点はありますか?」

会津「さらに、問診の内容をいじれるのがいいんですよ。同じ小児科の開業医と言ったって、地域によって、季節によって、患者背景は全然違いますから」

中山「なるほど、私の愛してやまないCoCo壱番屋のカレーと一緒ですね。私はいつもビーフカレーに納豆とチーズをトッピングして一辛です」

会津「そうですか。それとは違うと思いますが(苦笑)、小児科だと体重とか聞きますからね。普通の内科では聞きません」

中山「失礼しました。一番のメリットはなんでしょう?」

会津「やはりこのシステムのおかげで浮いた私の時間を、患者さんとお話しする時間に当てられることです。それによって患者さんの満足度は上がりましたし、私の満足度も上がったのです。さらには複数医師がいる場合、医師間の問診スキルの均てん化にもなります」

LINEに慣れたお母さんたちに好評

中山「確かに、それは大きいですね。聞き漏らす先生っていますからね。患者さんからの評判はどうです?」

会津「小児科だとだいたい親が入力します。20~30歳代くらいのお母さん方です。会話形式だから入れやすいと好評です。皆さんLINEに慣れていますから」

中山「となると逆に内科で70歳、80歳となると入力が難しいかもしれませんね。私の親は60代後半ですが、LINEは使えませんし。逆に、導入のデメリットはいかがでしょう?」

会津「まずコストですが、初期費用10万円で月々1万円(筆者注:今だけの金額だそうです)と、格段に安い。明らかにメリットの方が大きいです。今のところ、それ以外のデメリットは感じていません」

中山「ありがとうございました。褒めすぎていて読者さんにステマかと怪しまれそうですが(笑)、勉強になりました」

ということでした。他のデメリットとしては、電子カルテと外部をつなぐため、システムが脆弱になるリスクくらいでしょうか。ま、あまり流行っていないクリニックや病院ではこうやって時間が生まれてもあまり有効活用できないかもしれませんが。