こんにちは。総合南東北病院の中山祐次郎です。

 お盆休みの間、皆様はいかがお過ごしだったでしょうか。
 私は妻の会社の休みに合わせて夏休みを取りました。通常、勤務医の夏休みは1週間ですが、病院はお盆休みなどありませんから交代で取ります。ボスは6月に取りましたし、9月や10月に取る医師もいます。

 夏休み、どこに行こうかさんざん悩んだのですが、迷いに迷った結果、温泉旅館への投宿と決まりました。なんと同じ所に5泊という贅沢。行き先は福島県内の「会津」に決めました。ここは歴史ある街で、古くは戊辰戦争(1868~69年)の白虎隊が有名です。

 私は会津若松市の中心地から車でたった20分ほどの、東山(ひがしやま)温泉に行きました。そこの温泉宿で、1日だけ贅沢をして川床(かわどこ)での食事をいただきました。すぐ隣に川が流れ、渓谷にあるこのお宿。まるで幻のようでした。

川のせせらぎを聴きながら、静かに夕食です。極上の食事をいただき、心も体も空に吸われそうでした

 また、ちょうどお祭りをやっていましたので、連日参加して踊ってきました。当地の盆踊りはちょっと独特で、ずっと同じ曲にずっと同じ振り付けで踊ります。そして生演奏に生の歌。芸妓さんたちも一緒に踊っています。その手のさばき方の優雅さには、見とれてしまいました。同じ踊りなのに、他の方の踊りとは全く違う動きに見えるのです。一分の無駄もない、ゆっくりとした、しかし大胆な踊り。プロは違いますね。

 この動画のどこかに私も映っています。1時間半、ずっと踊りっぱなしです。もちろん踊り方など知りませんでしたが、飛び入りで10分もやればすぐに踊れるようになります。芸妓さんもコンパニオンさんも、地元の銀行の行員さんも地元新聞社の記者さんも、旅館の女将さんも旅行客も、みんな一緒です。

会津観光のオススメは鶴ヶ城と飯盛山

 ちょっと会津の観光案内をいたしましょう。会津若松駅に行くには、東京からならまず、私の住む郡山まで新幹線で1時間20分。そこからJR磐越西線の電車に乗れば約1時間で到着します。郡山から会津若松までは、なんとスイーツを食べながら乗れるカフェ列車が!「フルーティアふくしま」という電車です。

全ての座席が写真のスイーツとセットだそうです。今度乗ってみます!(JR仙台駅ホームページより)

 会津に行ったらまず行くべき所は鶴ヶ城(つるがじょう)という美しいお城。そこで戊辰戦争と会津藩の歴史に身を任せた後は、車で15分ほどの飯盛山(いいもりやま)へ。主君への忠誠を貫いた10代半ばの少年たちが、君主の城が燃えているのを見て自決をした場所でもあります。そこにはお墓もあり、実際に鶴ヶ城を望むことができます。150年前、彼らはどんな気持ちで自刃したのでしょうか。2013年のNHK大河ドラマ「八重の桜」を見た方は、会津に親しみがあるかもしれませんね。

 そして会津の町には、以前も書きましたが、特別なグルメが……。その名も「ソースカツ丼」です。

以前も載せましたが、やはり旨い。そこまで油も多くなく、これなら胃が強くない方でもいけそうです

 見た目ほど重くなく、甘すぎず辛すぎず、これがまた実に美味。そこから車で20分ほどの東山温泉で、川の流れを聞きながらゆったりと温泉に浸かり、極上の会津料理を堪能。馬刺しに福島牛、そしてなんといっても日本酒です。

 この旅程で行けば、1泊2日でも十分に楽しめると思いますよ。遠方の方は2泊でどうぞ。私は病院で使っているデスクトップパソコンを宅配便で郵送して、書きものの仕事をしておりました。朝はしとしとと雨が降り、昼は川の流れが涼しく、夕暮れにはヒグラシの声に耳を澄ませる。とても贅沢な夏休みでした。また手術に救急に、頑張れそうです。

 さて、では今回の話題に入りましょう。