朝一番で到着し、セキュリティーチェック

 郡山市を朝7時に出て、高速道路で2時間。9時ごろには福島第1原発に到着しました。周辺一体の地域に一般の車は入れず、境界ではかなり厳しいセキュリティーチェックがされています。不審な車や人が近づかないよう、前もって身分証明書を提出した者だけが中に入ることを許されているのです。原発はテロリストが狙う可能性もあるからでしょう。

 そして、原発に近い地域の家々には、下の写真のように、中に入れないようフェンスが設けられていました。

 さらに第1原発に近づくと、下の写真のような黒い袋が……。この袋には除染作業で出た土や草木などが詰められていて、袋自体が放射線を遮蔽する機能を持っているそうです。袋は1個でもかなり大きく、人間が2人くらいはすっぽり入りそうでした。第1原発の近くではこういう景色を複数カ所、見ることができます。

 原発近くの建物に着くと、まずは担当の方が説明をしてくれました。3.11のあの日、第1原発では何が起こったのか。

6年前のあの日何が起きたのか、スライドで説明をしてくれました

 詳細は、東京電力のこのページに記されていますので、興味のある方はご覧ください。

 そして、バスで原発構内に入り、再度のセキュリティーチェックを経て、カウンター(放射線の被ばく量を測定するものです)の装着をします。驚いたのですが、特別な服や靴に着替える必要はありませんでした。長袖だけ着るように指示があります。

 私はまず「医務室があるなら見せていただきたい」とお願いしました。すると「今回は特別に」ということで、見せてもらえました。救急医療室という名前で、入口には下のような目立つ大きな看板があります。

応急処置なら一通りできそうな医療設備

 中に入ると、病院の救急外来のような部屋が……(下の写真)。担当の方にご説明いただきました。

 そして、医療機器も見せてもらいましたが、私の見たところ、応急処置ならここで一通りはできそうでした。

超音波の機械や心電図モニター、点滴など

 さらには救急車も置いてありました(下の写真)。原発構内専用の救急車だそうです。