一番に逃げ込むべきところは「地下」

 まず、爆発物による人体へのダメージのことを「爆傷(ばくしょう)」といい、これは一次〜四次爆傷の4つに分類されます。細かいことは置いておいて、ざっくり説明しますと、次のようになります。

一次爆傷:爆発した瞬間の衝撃波により鼓膜や肺、眼球が破れます
二次爆傷:爆発物の破片やガラスなどが銃弾より速いスピードで飛んできます。これは致命傷になることも
三次爆傷:爆風で吹っ飛ばされた後に頭を打つなどして負うダメージです
四次爆傷:その他です。やけどや落ちてきた瓦礫のダメージ、煙や粉塵を吸い込むことで起きるダメージ、有毒ガスなどが含まれます
(「MCLS-CBRNEテキスト」一般社団法人日本集団災害医学会監修 ぱーそん書房を基に著者が編集)

 この一次〜三次爆傷をまずは避けなければなりません。そのためには、建物に入ったり地下に入ったりすることが良さそうです。そしてガラスの近くは危険ですね。四次爆傷は、爆発で自分のいる建物が崩壊などしたら逃げようがありません。これは残念ですが運の要素が大きいかもしれません。地下にいれば何とかなるかもしれませんね。

 これらのことを考えると、私ならまず一番に逃げ込むところを「地下街」にします。Jアラートが鳴ったときに近くに地下街が無ければ、次は「ビルの地下」にします。地下に行けばとりあえず一次〜三次爆傷は避けられそうですから。

 ただ、地下では四次爆傷の有毒ガスなどは、避けられないかもしれません。でも私は、「北朝鮮が、サリンなどの化学物質をミサイルの弾頭に安定的に搭載する能力を保持していることは疑問である」と防衛関係者から聞いています。