私たちは、「赤信号では止まるべきもの、混乱や危険を避けるため他の人も必ずそうするはず」という常識の下で街中を運転しているわけだが、これと同様に企業も一種の暗黙の了解の下に動いている。

 会社は従業員への報酬として給料を払い、社員は同僚との協働・競争を受け入れ、上司の指示に従う。これが企業のヒエラルヒー下での従業員の役割である、と考えられているからだ。

 また“被雇用者”としての役割はいくつかの義務(生産性向上、協調性、目標達成)と権利(安定、報酬を受ける)を有する。これは長い間被雇用者側、そして企業にとっても有益な形態である、と考えられてきた。

新しいタイプのプロ集団が登場

 しかしながら近年の世界経済危機、そしてその後のニューノーマル(経済危機後の新しい秩序や形態)の台頭によって、フルタイムを会社に捧げる従来型の社員としての役割を捨て、フリーランサーに転身するプロフェッショナルたちが増え続け、その存在が評価されつつある。

 この現象に関してジョブサイトの24 Sevenが、この新しいタイプのプロ集団のモチベーションや行動・考え方をよく説明するチャートを掲載している。彼らがこの労働の新形態に求めるものは柔軟性と自由であり、新しいプロジェクトを展開していくことと、私生活を楽しむことのバランスに重きを置く。

 またこれはあまり大きなものではないが、仕事のストレスを減らすこと、そして解雇されることへの拒否感、というものもある。ここで見られるのは、伝統的企業から逃げ出す、というよりももっとポジティブな要因によってこの新しい動きが起きていることだ。