
クリスマスカードや電子メールなどを通じて米国に住む日本人の知人から最近受け取ったメッセージの中に、「米国の今回の利上げは2000年8月に日銀が強行して失敗したゼロ金利政策解除とよく似ている」という内容のものが、複数あった。
日銀の大きな失敗からちょうど15年が経った昨年8月、米FRB(連邦準備理事会)の利上げ模索とゼロ金利解除には似ている点があることを指摘したレポートを筆者は作成した。今回は類似点をより詳しく調べた上で、表の形に整理してみた。両者には類似点がなんと7つもある。
クリスマスカードや電子メールなどを通じて米国に住む日本人の知人から最近受け取ったメッセージの中に、「米国の今回の利上げは2000年8月に日銀が強行して失敗したゼロ金利政策解除とよく似ている」という内容のものが、複数あった。
日銀の大きな失敗からちょうど15年が経った昨年8月、米FRB(連邦準備理事会)の利上げ模索とゼロ金利解除には似ている点があることを指摘したレポートを筆者は作成した。今回は類似点をより詳しく調べた上で、表の形に整理してみた。両者には類似点がなんと7つもある。
2022.5.17更新
米連邦準備理事会(FRB)のタカ派姿勢と、日銀のハト派姿勢。両者のベクトルの違いを最大の材料にして、為替市場で円安ドル高が急速に進み、一時131円台前半になった。
米国や欧州諸国が武器・弾薬や情報を提供してウクライナ軍を支援しながらロシアに対して経済政策を発動している「代理戦争」的な状況は、このまま長引く可能性が高まっている。
2022年3月の為替相場は、まれに見る大きな値動きになった。ドル/円相場が、日米中央銀行の金融政策のベクトル(方向)が正反対であることを材料にしながら急速に円安ドル高に動いた。
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