“褒める時は盛大に、叱る時は短く。”(大内 卓 ワンストップ・イノベーション)

名言の解説:中国社会は、褒め合うことで人間関係の円滑化を図る社会だ。説点好話傷毛皮(褒めすぎても誰も傷つかない)──。そんな発想でとにかく褒めまくる。必要以上に相手を持ち上げることに日本人は抵抗を持つが、中国人は拍馬屁(お世辞)を社会の潤滑油と捉えている。とりわけ一人っ子政策時代に生まれた若い世代は生まれてこの方、親や親類縁者から称賛されて育っており、日本風の「控えめな褒め方」だと、自分の仕事ぶりがまるで評価されていないように不安に思ってしまうのだ。

スペシャルリポート(日経ビジネス2017年9月4日号より)
※肩書きは雑誌掲載時のものです。