“意外なことに、伝統的な観光地が 訪日客の誘致に失敗するケースも 少なからず存在する。”(高坂 晶子 日本総合研究所調査部主任研究員)

名言の解説:国内の旅行者で潤っていた「黄金時代」を経験しているがゆえに、訪日外国人に来てもらう必要はないと考え、対応に後れを取るケースだ。伝統的な観光地では、若手経営者などが訪日客の誘致に取り組もうとしても、関係者の合意形成に手間取る場合が多い。結果として、訪日客の受け入れが円滑にいかず、観光地としての風情や魅力が損なわれて既存の国内観光客すら失う事態も生じかねない。

気鋭の経済論点(日経ビジネス2017年5月22日号より)
※肩書きは雑誌掲載時のものです。