(写真=北山 宏一)

“死を見つめながらも、希望を持ち、今を生きることが、人間には可能です。”(川越 厚 医療法人社団パリアン理事長 クリニック川越院長)

名言の解説:多くの人は「死を認めると希望がなくなる」と思い、目をそらしてしまいがちですが、決してそうではないのです。例えば、私の患者だったあるご婦人は、小学生の娘さんと生ある限り台所に立ち続け、料理の作り方を教えていました。最後の最後まで、母親としての喜びと役割を見いだそうと努め、穏やかに旅立ったのです。

有訓無訓(日経ビジネス2018年2月12日号より)
※肩書きは雑誌掲載時のものです。