ところが番組中に謝罪したことで、お詫びの気持ちを伝えることよりも恥をかかせているようなメッセージが強く出てしまった。ジャニーズ事務所がそうさせたということなら、あの謝罪は、社会ではなくジャニーズ事務所に向けて強要されたものと、視聴者は受け取ります。

 実際、様々な声が上がりました。テレビでは「解散が回避されそうで良かった」という声をメインで伝える一方、ネットでは「醜悪なモノを見せつけられた」という声が目立ち、また雑誌では、裏事情を関係者の取材からまとめる、というメディア間の違いが際立った印象です。

 ジャニーズ事務所幹部の解任を要求する署名運動も始まり、途中で混乱を避けるためか、1万人以上が賛同の署名をしたところで中止されはしましたが、所属事務所に対する怒りの声が、今もネットに渦巻いています。

スタイルは変化している

 では今後の展開はどうなるか。それをイメージするにあたって、まず今回最初の動画を紹介しましょう。

 SMAPの話とは全く違いますが、これは日本女性の美100年を振り返る、というテーマのもので、1910年代から2010年代まで10年ごとのトレンドを象徴的に表現したメイクや髪型を順にまとめています。

100 Years of Beauty - Episode 16: Japan(Mei)

 中にはちょっと大げさなもの、一部の人たちの間だけで広がっていたものなどもありますが、見ているだけで、少なくとも時代ごとに受け入れられてきたスタイルの差があり、それはまた変化を続けてきたことが分かります。

 これを今回にあてはめると、長年支えられる存在になるには、時代に合わせた変化が求められていて、ありていに言えば、まずは世の中のニーズに向き合うことなのでしょう。

 そんな意味で、今回のSMAP騒動に対する世間の反応を細かく見ていくと、たいへん興味深い反応のパターンが見てとれるので、そのパターン別に簡単にまとめておきたいと思います。