退陣の影響が大きいのは少子化対策、女性の登用関連など

 このように株式市場全体について考えた場合、退陣に対する市場の当初の反応は売りとなるでしょうが、一時的なものに止まり、その後は景気や企業業績の動向、また次期首相の政策を確認しながらの動きになると見ています。

 個別には安倍氏の退陣の影響が大きいと思われる分野があります。少子化対策、女性の登用、外国人労働者の受け入れ、働き方改革などがそうです。安倍氏はこうした分野で様々な改革を進めてきましたが、これは安倍氏でなければできなかったと思います。それだけに安倍氏が早期に退陣はすることになればこうした分野の関連株にとっては悪材料となる可能性が考えられます。