調べてみると、海外では他にもアッと驚く身近なIoT製品があった。

 企画制作会社のCHAOTIC MOONが開発したスマートパンツ「NotiFly」は、ズボンのチャックが開いているかどうかを知らせてくれるウェアラブルズボン。チャックとボタンの部分にセンサーが搭載されており、チャックが開いていると感知した際にスマホにアラート情報を送ると言う。同機能以外はないという、なんともシンプルな作りだ。まだ商品化されていないが、実際に発売されたら父の日に父親にプレゼントしたら喜ばれるかもしれない。

技術の進化が後押し

 センターの小型化や通信モジュールの進化、通信速度の高速化、そして汎用化が進んだことで、様々なモノにセンサーを搭載し多様な情報を収集できるようになってきた。アイディア次第で、ベンチャー企業にとっても大きなビジネスチャンスが生まれる。IoT時代に、いかに消費者に驚きを与える「Things(モノ)」を作っていくか。今後大手、ベンチャー問わず開発競争は激しくなりそうだ。

 ちなみに実家の母親に上記2つの製品について伝えてみた。「すごい!そんなことができるの!それもIoTなのね」と驚いていてくれたが、

 「でも、お母さんスマホ持ってない」

 「……」

 スマホの有無に関係なくIoTを感じる製品が今後増えることを期待したい。