ブランデーやコニャックと聞いて、読者の皆さんはどんなイメージを思い浮かべるだろうか。紳士がグラスを回しながら、琥珀色の液体をストレートで味わう。そんなシーンを思い浮かべる人が多いかもしれない、しかし、そんなイメージを変えようと、仏レミーマルタンが日本市場に力を入れ始めた。
インタビューに現れたレミーマルタンのエリック・ヴァラCEOは「まずは一口飲んでみてください。フレッシュで素敵な色でしょ」と、記者に氷とレモンが入った少し薄い琥珀色の液体を薦めた。

コニャックを飲むのは初めてなので、度数が強くてむせてしまったらどうしようかと恐る恐るグラスを傾けた。すると、口の中で爽やかにはじける炭酸とともに、ハーブやレモンの香りが鼻を抜けた。心配していた飲みにくさは全くない。
提供されたのはグラントニックというカクテルで、中にはレミーマルタンのコニャックのほかに、トニックウォーターとワインをベースにしたベルモットというお酒、レモンが入っている。カクテル文化が強い米国や欧州では、コニャックがカクテルのベースとして好まれているという。
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