「相席屋」にもアプリが登場

 リアルの場での出会いをサポートする企業にも、スマホアプリなどを活用してサービスを充実させようとする動きが広がる。男女のマッチングをウリにする居酒屋「相席屋」を展開するセクションエイト(東京都品川区)は、自前の「相席屋アプリ」を導入しており、各店舗の空席情報や限定クーポンを配信。さらに、相席になった相手との相性診断をしたり、気になった相手と直接メッセージの交換をしたりできる機能もある。

 相席屋は現在全国に70店以上を構え、成功を受けて外食業界では一時類似の業態の店が増殖。ただ、アプリによるマッチング後のサポートなどもあり、競合とは一線を画した高成長を続けている。外食店だけでなく、足元では結婚相談所や結婚式場を開設するなど新たな分野にも進出している。

 ユーザー側の意識の変化も相まってその存在感は高まっている恋愛・婚活のサポートサービス。拒否感がある読者が多いかもしれないが、この国で恋愛結婚が主流になってたかだか数十年しか経っていないことを考え合わせれば、長い歴史を持つお見合いや結婚相談所と同様に、社会に「当たり前のもの」として受け入れられていくのかもしれない。