「マツウラ~、このガクチカって何なの?」
「へっ?学生時代に力を入れたことですよ」

昨シーズンのゴーセツ(合同説明会)の様子(撮影:北山宏一)

 現在、「日経ビジネス」では就活の現状を書いた連載記事を掲載している。これはその記事の原稿を読んだ上司との間にあったやり取りだ。その上司いわく「就活って、なんか略語が多いよね」。記者は就活生や採用担当者に取材することが多く、略語に慣れ過ぎていて気づきもしなかった。就職活動と縁のない方は触れることの少ない言葉が多いと思うので、ここで一度、よく使われる略語とその意味をまとめておこうと思う。就活生を子に持つ親も、用語を知っていればスムーズにコミュニケーションが取れること請け合いだ。

 就活の序盤戦でよく使われる略語が「ゴーセツ」「ES」「GD」「持ち駒」だろう。「ゴーセツ」は「合説」とも書き、合同説明会の略だ。合同説明会は企業の情報を知る機会の一つだが、情報を得る以外の意味合いを持つケースもあるので注意が必要だ。昨シーズンあるメガバンクの選考を受けた大学生は選考で、「君は合同説明会や自社説明会に3回しか来ていないのか」と言われて背筋が凍ったという。カウントしていることに加え、それで本気度を測っているとはやりすぎだろう。

 ESはエントリーシートを、GDはグループディスカッションを略したものだ。いずれも文字数が多いので略されているのだと思われる。次の「持ち駒」は落とされずにまだ選考に残っている企業の数を指す。「あと持ち駒どのぐらい?」なんて会話が飛び交う。「持ち玉(もちだま)」と呼ぶ場合もある。

「サイレントお祈り」の意味は?