加熱式タバコ ~iQOSなどの商品名で有名です~

 いきなり「加熱式タバコ」という言葉を目にしても「そんな言葉は見たことも聞いたこともない」という人がほとんどかもしれません。しかし、もしあなたが愛煙家なら、『iQOS(アイコス)』や『Ploom TECH(プルーム・テック)』や『glo(グロー)』といった新種のタバコについて、すでに見聞きしたか体験済みのことでしょう。また、あなたが愛煙家でない場合でも、身の回りの愛煙家が「スティック状の謎の器具」を口にくわえている姿なら見たことがあるかもしれません。おそらくそれが「加熱式タバコ」と呼ばれるものです。

 加熱式タバコとは、タバコの葉を加熱して発生する蒸気を吸う方式の器具のこと。加熱のためにスティック状の器具(充電式)を用います。これが「煙が少ないタバコ」として人気を獲得。品薄状態を生むほどのヒット商品となりました。

 じつは加熱式タバコの代表格であるアイコスは、2016年の段階ですでにヒット商品として認知されていました。同年末に発表された日経MJ・ヒット商品番付でも、アイコスが「東の前頭」として登場しています。しかしその一般名称である加熱式タバコは、それから少し遅れた2017年に注目されるようになりました。

 日経ビジネスオンラインでは、主力3ブランドの比較分析を行った「加熱式たばこ、主要3ブランドのメリデメ」(日経ビジネス記者/佐伯真也氏)や、プルーム・テックを販売するJTを分析した「JT、油断が招いた外資席巻」などの関連記事を読むことができます。

ガス自由化 ~2017年4月に始動~

 2016年4月の電力自由化に引き続き、2017年4月にはガスの自由化も実施されました。これは「都市ガスの家庭向け小売り事業を自由化する」取り組み。従来は地域ごとのガス会社が独占していた小売事業を、他の会社にも開放することになったのです。

 上記グラフからもわかる通り、この言葉は制度開始に向けて徐々に話題にのぼるようになりました。

 ただ自由化の成否については、様々な見方があります。例えば日経ビジネスオンラインでは「笛吹けども『都市ガス』自由化が進まぬ理由」(日経ビジネス記者/庄司容子氏・飯山辰之介氏)といった記事が登場しました。

フェイクニュース ~世界的な流行語~

 フェイクニュースとは文字通り「嘘のニュース」のこと。主に政治の世界で登場する言葉です。実際に「嘘の情報」が問題になることも多いのですが、政治家や評論家などが「自分の意見に反する見解」をフェイクニュースと断じる事例も増えています。またフェイクニュースが話題になった影響で「ファクトチェック」(事実確認)などの概念も話題にのぼるようになりました。

 もともとフェイクニュースは、2016年に米国で話題になった言葉でした。大統領選の候補だったトランプ氏がこの言葉を多用したため、世界的な流行語となったのです。トランプ氏は大統領就任後の現在も、この言葉を用いてCNNをはじめとする政権に批判的なメディアを攻撃しています。そして米国だけでなく日本でも、フェイクニュースの語をよく見聞きするようになりました。上記グラフからも明らかな通り、フェイクニュースが登場する記事数は2017年に急増しています。新語・流行語大賞では、フェイクニュースがトップテンを受賞しました。

 日経ビジネスオンラインでは、「フェイクニュースを減らすために」(中央大学文学部教授/松田美佐氏)、「偽ニュースに反省したFacebook」(フリージャーナリスト・瀧口範子氏)、「嘘を見破る4つの方法とその精度」(文筆家/川端裕人氏)といった関連記事が登場しています。