次はレモンスカッシュを

 まだ当選回数の少ない議員でも、他人から先生と呼ばれ、自動的についてくる権力側の社会に安住していると、「タクシーに同乗すればキスは合意」といった発想を本気でしてしまうらしい。

 権力に対して弱者側から明確にノーを言えない。

 この絶対的ルールを権力者たちは心しておくことだ。

 どれほど相手が笑顔でも(笑)がメールについていても、だ。

 笑顔で逃げ切れなくなった時、女性はセクハラを公開し告発する。そこまで追い詰められてやっと告発する。タクシー同乗=キス、と発言できる権力者側は、これまで何人にそうしたハラスメントをしてきたのか。

 弱者側に対抗手段はない。権力者側にしかそれを防げない。

 タクシーに同乗しようが、網タイツを履いていようが、露出度の高い服を着ていようが、弱者側に落ち度はない。それを理由にしようとする姑息な権力者側こそ、すべての責任がある。

 さて、次回収録時に、私は、アイスもホットも間違えないで済むような、そうだ、レモンスカッシュを頼もう。“権力者”側のそれが、工夫であり、責任だ。

遙洋子さん新刊のご案内
私はこうしてストーカーに殺されずにすんだ
私はこうしてストーカーに殺されずにすんだ

ストーカー殺人事件が後を絶たない。
法律ができたのに、なぜ助けられなかったのか?
自身の赤裸々な体験をもとに、
どうすれば殺されずにすむかを徹底的に伝授する。