小室氏は、男性機能を理由に不倫は否定したが、そんなことも関係ない。手をつないだだけでも浮気だと怒る妻も多かろう。他方で「妻が病気で夫婦関係を維持できない場合、夫が浮気してくれることでホッとする女性もいる」とかいう、男目線の身勝手なことをのたまうコメンテーターもいるが、不倫がいいとか悪いとか、もうそのあたりは論じない。

必要なのは…

 問題は浮気したか否かではなく、他の女性にすがるほど、介護はきつく、それは、本来最も集中できたはずの音楽活動でももはや癒されないものになってしまった、ということ。そこに自らの病気も重なってしまった。

 「疲れた」人は、判断を間違いやすい。

 小室氏への応援があるとするならば、それは、浮気擁護論でもなく、才能を潰すな論でもない。長い介護期を過ごす人に必要なもの。それは、異なる世界と人だ。

 才能があろうがなかろうが、好きな音楽の世界。そして、他者の介入。

 彼はその二つを切った。

 とにもかくにもひとまず、しっかりゆっくり休んで、もう一度、考えたらいいと思う。

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