ニセコひらふスキー場(写真:PIXTA)

国際的なリゾートとなったニセコ

 この3月に、久しぶりにニセコを訪ねる機会があった。ご承知のように、いまや名実ともに国際的なリゾートだ。

 バス停の表示や居酒屋のメニューも、基本的に英語。当初からターゲットとしていたオーストラリアからだけでなく、欧米各国やアジアの富裕層まで幅広く、海外からの顧客がやってきている。交番に配置されているお巡りさんも、2名いればどちらかが英検2級以上相当の英語コミュニケーション力があるのだとか。実際に中心部を歩いているのも、大部分外国人だった。

 さらに、スキー教師として来日したロス・フィンドレーさん以下の継続的な努力で、パウダースノーが売り物の冬だけでなく、カヌー、ラフティング、バイシクル・モトクロスなど、夏場も楽しめる通年型に変身したというのも面白い。

 通年稼働で、海外からの顧客が見込める、ということで、ホテルやショッピングができるお店も新たな参入が続き、ヒラフのメインストリート近辺も数年で見違えるようになっていた。

比較的短期間で大きく変貌できたのは何故か?

 自分が利用しない時には貸し出すという前提の、ある海外旅行者向けコンドミニアム型ホテルも見学させてもらったのだが、これには驚かされた。25室以下のブティックスキーホテルとして、2年連続世界一にランキングされたというこのホテル。最上階の約170平米の部屋には、テラスの露天風呂を含め羊蹄山を目の前に望む風呂がいくつもある。